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【愛宕山・あたごやま】







所在地 宮崎県延岡市恒富地区

標高  251メートル

写真  昭和町大瀬川堤防から 




40年ほど前高千穂町に転勤で在住していた頃週末に延岡に帰っていたが南方細見の橋を渡ると遙か右前方に愛宕山が遠く見えて我が家に帰り着いたような安堵感を覚えたものである。大分方面からは和田越えの隧道をくぐり抜けて緩くカーブした地点、また宮崎方面からは土々呂松原辺りから見えてくるこの山はいずれにせよこの街に住むものにとっては延岡市街地に戻ってくるとき「お帰りなさい」と出迎えてくれる山でもある。展望台にある説明書をそのまま引用すると「標高251mのこの山は、もと笠江岬とか笠沙山と呼ばれ、ニニギノ尊と木花咲耶姫の宮居の神話にちなんだ伝説の地である。周辺には沖田、片田などの貝塚が多いことから古代は海に突きだした半島であったと考えられる。慶長年間高橋元種が延岡築城の際、山上にあった愛宕神社をこの地に移したことから山の名も愛宕山に改められたという」
不足の部分は別頁「愛宕山から四方を見れば」も関連しているのでご覧下さい



登り口はいろいろあるが車で登るには愛宕山〜大貫線の中央辺りの信号からで標識がある


登り初めてすぐ東側からの車道と合流してカーブを曲がると右側に愛宕神社本殿がある



約2キロ程度で尾根に出て左折すると駐車場右折するとテレビアンテナ方向に至る。右折してからは最高地点のアンテナ設置場所から奥の宮また片田方面へ下れるが道幅が狭く離合もできないので駐車場に車を置いて徒歩で行くのがよい。


駐車場付近にはトイレ自販機に芝生の広場に四阿などが設置されている


駐車場から北方へ石段を登ると3階建展望台がありここにもトイレ自販機に公衆電話もある。


360度の眺望で延岡市街地を一望できる定番の場所である。日本の夜景100選にも選ばれていて恋人達が愛の鍵を留めるハート型の柵に愛の鐘台などもある。


久しぶりに登ってきたら愛の鍵柵が満杯になり2台目が増設されていた



尾根から右折してし100メートルほどで遊歩道から御手洗水神社へ行く道がある





遊歩道から分岐して御手洗水神社への道を連続した鳥居をくぐりながら進む




やがて少し下った谷間の突き当たりに御手洗水神社がみえる。ここはいつでも冷たいご神水が湧いている。


ご神水の脇から頂上に至る道を登ると10分弱で奥の宮に至る


ここが愛宕神社奥の宮でこの山の最高地点だが周囲を樹木で覆われて眺望はきかない


奥の宮境内から見上げれば頭の上に各放送局のアンテナが建っている


一面信仰の山でもあり道ばた各所に仏の像が設置されている












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