【祖母山、そぼさん】
所在地 大分県大野郡緒方町
標高 1.757メートル
崩野峠を登り切った五カ所高原入り口から見た祖母山(右)と筒が岳(左)
登山口標高1.110メートル(北谷)
祖母のようなメジャーな山はあまり素人の解説など不要である。初めての登山は三十数年前転勤で高千穂に二年勤務した折りの職場の青年部のキャンプである。五カ所小学校の校庭に車を止めてあとは徒歩で一の鳥居の山小屋まで。次の朝早く起きて頂上を目指すのが当時のパターンであった。一の鳥居からの登山道は急坂できつかった記憶があるが今は其の奥に北谷登山道が開かれて楽になった。しかしこの有名な山の登山口に至る道路にしては途中の林道は狭くて状態が悪い。尾根筋について千間平から三県境を経て国観峠まで行けば頂上はすぐ目の前である。途中の三県境は大分、熊本、宮崎の境界が一所に集まっているところで何でもない三叉路が昔なら脱藩とかお国破りとか大変なところだったろうと興味がわく。頂上からの360度の眺望は九州中の主立った山は全部見えるとも言われるが、登るなら紅葉が綺麗で大気も澄んで遠くまでよく見える10月下旬から11月にかけてが最高だと思う。外に大分県側から神原、尾平、上畑などの登山道がある。
北谷登山口、標識にトイレ水道駐車場完備。
南大尾根より熊本方面。
尾根筋を少し行った千間平、気持ちのいい樹間の小広場
山頂方面から見た三県境の三叉路。正面は熊本県、右は大分県左は宮崎県になる。頂上への道は手前の方。
国観峠のお地蔵さん、大分県竹田神原登山口からの登山道と合流する
九州の主な山は全部見えるという祖母山頂後方は傾山。
頂上から阿蘇山系
久住山系
天狗岩から古祖母方面を見る。
大障子と小障子。
宮崎県方面の遠望、目を凝らせば大崩山も見えている。