【桑原山、くわばるやま】
所在地 宮崎県東臼杵郡北川町
標高 1.408メートル
写真は可愛岳より桑原山
登山口標高794メートル
別名八本木山とも呼ばれ傾山、夏木山、木山内岳の稜線最東端にあり宮崎県北川町と大分県宇目町の境目をなす。延岡市から国道10号線を北上し北川町から326号線に左折する。約10キロで下赤橋を左折して、下赤ー上祝子の県道の途中で左折して林道にはいる。登山口から造林を右にまいて小さな谷に出てしばらく行くとやがて杉林の登りになる。30分ほどで稜線に出て祝子から登ってきた道と合流する地点が矢立峠である。ここからが本格的な登りとなり雑木の根にすがりながらひたすらに1時間半ほどのぼればやがてすずたけの道になる。1.330メートルの比較的ゆったりとした静かなピークにいたる。左手に大崩の岩峰を眺めながらいったん鞍部に下り約30分で山頂だ。南直下に宮崎県側祝子川ダム、北は大分県側の北川ダムを眺めることができる。西方の大崩山は雑木にさえぎられてあまりよく見えないのが残念である。頂上より1分ほど西に移動すれば石作りの山の神のほこらの祭られている小さな広場がある。。下山のとき山頂付近で尾根筋を間違えた遭難さわぎもあったので注意しよう。こんなに登ってきたのかと思うほど下っても下っても下りきれない気がするが矢立峠まで下れば登山口まですぐである。
1330メートルピークより頂上を望む
桑原山頂上にて。
登山道より大崩を見る。
矢立峠分岐点、左へ行けば北川町下赤へ右は延岡市下祝子、手前は山頂へ、
頂上より北方面には大分県北川ダム
南方面には宮崎県祝子ダムが見えて県境の山であることが実感できる。